【起立性調節障害の症例】毎朝の頭痛で学校を休むようになった

起立性調節障害で朝起きると頭痛がし学校を休むようになってしまったNさん(14歳、男性、中学生)の症状が改善した事例をご紹介します。

 

この方は初回から10回の施術を経て、1週間連続で朝から登校をすることができるまで回復しました。

 

実際にカラダの状態を見た上で

・どのような経過で改善していったのか?

・どんな施術を行ったのか?

をご紹介します。

来院までの症状と経過

3ヶ月くらい前から朝起きると毎朝頭痛があり、学校に行くことがつらい状況になったとのことです。学校は行けたとしても週に1日程度でほとんどお休みをしてしまう状態でした。

 

病院で色々と検査をしたり、他院でマッサージを受けたりしましたが、改善には至らず、当院のホームページを見つけて来院されたとのことでした。

訴えている症状やお悩みは以下のようなものでした。

  • 毎朝起きると頭痛がする
  • 頭痛がひどくて学校をお休みしてしまう
  • 頭痛は一日中常に感じている
  • 午後になると痛みの程度は少し下がる

施術の内容と経過

カラダの検査を行うと背中全体の緊張が見られ、背骨の動きが確認しにくい状況でした。

本来背中の筋肉は立位で働く筋肉なのですが、Nさんは寝ている状態でも緊張してしまっており、神経が適正に働いていない状況であることがわかりました。

頭の動きも悪く、調整が必要でした。

初回の施術

起立性調節障害は副交感神経が優位になることが多いですが、Nさんは本来リラックスしたい時でも力が抜けない状況になっており、交感神経が優位の状況になっていました。

そのため背中が常に緊張している状態になっています。

 

手首や足首、首などのカラダの姿勢やバランスを感知するセンサーを調整し、全身の緊張を和らげていくことから施術をしていく計画を立てました。

4回目施術

週に1回のペースで施術を行ない4回目の施術。

 

だいぶカラダの緊張が抜けてリラックスもしやすくなってきたようです。

週に1回程度だった登校もこの頃には週に2〜3日は行けるようになりました。

 

程度は下がりましたが、頭の痛さはまだ継続しています。さらに状態を上げていくために背骨の動きを調整していきました。

6回目施術

1週間おきに施術をして6回目。

週に2〜3回程度の登校には慣れてきたようで、さらに登校頻度を増やせるようにNさんは頑張っています。

 

首から下の状態は改善が見られてきましたので、頭の動きを細かく見て施術をしていくことにしました。頭の動きが悪いことで息を吸ったときと吐いたときで神経の働きに問題があることがわかりました。

 

頭の調整をし神経の働きを改善させる施術を行ないました。

8回目施術

6回目施術から1ヶ月。

Nさんから嬉しい報告がありました。

体調が良く、数ヶ月ぶりに1週間連続で朝から登校ができたようです。

Nさんは精神的にも体力的にも余裕がでてきたとおっしゃっていました。

 

油断をせずに経過をみていくことにしました。

10回目

初回施術から4ヶ月。

 

Nさんは稀に休んでしまうことはありますが、ほとんど問題なく登校が出来ていると教えてくれました。

背中の緊張もなく、頭の動きも良いので、起立性調節障害の施術を終了し無事卒業となりました。

 

まとめ

今回のケースは、神経の異常により背中全体の緊張がぬけず頭痛を引き起こしている結果となりました。

 

神経の異常は

  • 手首や足首の関節の硬さ(カラダのバランスを調整するセンサー)
  • 神経の通り道である背骨が固くなっていた
  • 頭が適正に動いていなかった

以上のことが関係していることが考えられました。

 

これらの要素をひとつずつ施術していった結果、頭痛が改善し1週間連続で登校ができるようになりました

頭痛を克服し連続で登校できるようになったNさんの感想

数ヶ月ぶりに1週間連続で学校に行けました

お客様写真

起立性調節障害で朝起きると毎日頭痛があり、つらいため学校を休んでしまいました。

 

今までは病院で検査をしたり、整体でマッサージを受けたりしていました。

 

そわか堂で施術を受けてから、数カ月ぶりに1週間連続で学校に行くことができました

精神的にも体力的にも余裕が出てきました。

N様 14歳 男性 中学生

※お客様の感想であり、効果効能を保証するものではありません。

はりきゅう・整骨院そわか堂