【起立性調節障害の症例】立ちくらみや頭痛で朝が起きられない

立ちくらみや頭痛で朝起きることができなくなってしまったTさん(14歳、男性、中学生)の症状が改善した事例をご紹介します。

 

この方は初回から11回の施術を経て、所属している野球部の朝練にも参加できるようになりました。

 

実際にカラダの状態を見た上で

・どのような経過で改善していったのか?

・どんな施術を行ったのか?

をご紹介します。

来院までの症状と経過

Tさんは半年くらい前から立ちくらみと頭痛が起こり、行動が制限されてしまいました。中学校では野球部に所属しており、朝練はもちろん午後の練習も参加することが困難な状況になっていました。

 

病院では起立性調節障害と診断され、血圧を上げる薬を処方されましたが改善にはなかなか至らなかったため、インターネットで改善の手段を探していたようです。

 

自律神経に専門性があり、同じような症状のお子さんが改善していたため、当院に来院されたとのことでした。

訴えている症状やお悩みは以下のようなものでした。

  • 椅子から立ち上がる時に立ちくらみが起こる
  • 朝起きてからしばらく頭痛がある
  • なかなか朝が起きられない
  • 野球部の練習に参加できない
  • とても疲れやすくなった

施術の内容と経過

カラダの検査を行うと背骨や左右の骨盤の動きに悪さが見られました。

目の動きも悪くなっており、特定の方向に眼球を動かすと神経の働きが悪くなるため筋力の低下が見られました。

 

中学校では野球部に所属しており、その他にも塾やピアノの習い事などで忙しくまさに目が回っている状態でした。

初回の施術

背骨や骨盤は神経の通り道となっており、自律神経の繊維も多く含んでいます。

背骨や骨盤から出た神経繊維は筋肉以外にも各内臓へ分布しているため、生命の維持に密に関わっています。

 

そのため背骨や骨盤を調整していくことで神経が適正に働くようになり、カラダの機能も回復していくだろうと考え施術を行っていくことにしました。

 

さらに目の動きが悪いため、立ち上がり時などの姿勢の変化にカラダの感覚がついていかない状態であるので、目の動きも調整を行っていくことにしました。

4回目施術

週に1回のペースで施術を行ない4回目の施術。

 

背骨や骨盤の動きは良くなってきており、立ちらみはほとんど感じることはない様子でした。

朝の眠気や頭痛もだいぶ改善してきていますが、もう少し施術を続けていくことで改善を図っていきました。

7回目施術

初回の施術から1ヶ月半が過ぎた頃。

 

朝の眠気や頭痛も改善し、朝からの登校が楽になりました。

休んでいた部活も午後から練習に参加できるようになり、色々とできることが増えてきて嬉しそうです。

 

朝からの練習にも参加できるようになるために、間隔を空けながら引き続き施術を続けていくことになりました。

11回目施術

前回施術からさらに2ヶ月。

 

この頃には朝練にも問題なく参加し、ほとんど以前と同じ生活ができるようになったTさん。

 

もう心配ないと判断し起立性調節障害の施術を終了することとなりましたが、塾やピアノの習い事や高校受験も控えているため、月に1度程度の定期的なメンテナンスでカラダの状態を整えていくこととなりました。

まとめ

今回のケースは、背骨や骨盤などの構造的な問題や、目の動きの悪さが神経の働きを悪化させている結果となりました。

 

当初の見立てどおり、背骨や骨盤の状態と目の動きを適正にすることで、ショートステップでしたが右肩上がりに症状が改善されていったケースでした。

 

起立性調節障害は正しく状態を見極めて正しく施術ができれば、問題なく改善が見られる症状であることをTさんが実現してくれました。

たちくらみや頭痛を克服したTさんの感想

立ちくらみや頭痛がなくなり朝の調子が良くなりました

お客様写真

起立性調節障害で立ちくらみや頭痛が続いていました。また、朝起きることがキツくて調子が悪いことが多かったです。

そわか堂で施術を受けるまでは、血圧を上げる薬を服用して生活リズムを整えることを意識していました。

 

施術を受けてからは、立ちくらみや頭痛がなくなり朝の調子も良くなりました。他にも肩の痛みや捻挫をしてしまったときも相談したら対処をしてくれて安心しました。

 

とてもやさしく接してくださり、どんなことでも相談できるような環境が整っていました。安心感があってリラックスできる場所でした

先生を信じてそわか堂に通っていれば必ず症状が改善すると思います。

T様 14歳 男性 中学生

※お客様の感想であり、効果効能を保証するものではありません。

はりきゅう・整骨院そわか堂